あなたは人から「何が好き?」と言われたときに、スパッと「〇〇が好き」と答えられますか?
前後に何かくっつけたりしてないですか?
〇〇(ミュージシャン)を最近はよく聞くかな。いや、全然にわかなんだけどね
〇〇(趣味)が好き。いや、かじった程度だよ。
最近メイクちゃんとしようかなって。全然上手くないんだけどさ
なーんて。
もう、枕詞や語尾をつけるのが自分の法律かのよう。笑
ズバリ、言います。
あなたがスパっと「好き」と言えない理由は、
「好き」に物差しがあると勘違いしているから
です。
そう、勘違い!
「好き」に物差しはいりません。
だって、自分の「好き」は自分だけのもので測りようがないからです。
「好き」に物差し不要です
え?と思ったあなたも、よく考えたらわかるはず。
「好き」を相対評価しようがないこと。
得意不得意はたしかに指標がありますよね。
英検1級、パソコンだったらMOSエキスパート、ピアノだったら「子犬のワルツ」が弾けるくらいなどなど。
「好き」が測れるように思っているのだとしたら、完全に気のせいなんです。(私もめっちゃくちゃ思ってましたけどね 笑)
例えばアイドルの古参のファンと、最近好きになった人に優劣はない。比べられるのは、ただ【古くから知っている】という事実のみ。
「私の方が前から知ってるし、好きなのに!」というファンがいたら、それはマウントとりたいというまた別の問題。
例えば、ある生徒さんも私も、コーヒーを飲んでほっとする時間がとても好き。
でもコーヒー豆にはくわしくないし、値段も問わない。でも好き♡
もっと気楽に好き!でいいんですよ。
「どれくらい知ってる?」「いつから?」は会話で出てきたら話せばいいし、それをいちいち「好き」度と紐づけなくていいんです。
「好き」は無理に探さなくていい
そもそも「好き」がわからないんだよーって方。
もしかすると、普段から我慢してる時間の方が多いのかもしれません。
それも仕方がないというか…。
だって、評価を求められたり、和を重んじなければならない毎日の中で、
「もっとちゃんとしたものじゃないと」や「まわりにも気を遣わないと」と頑張ってやってきたんですから、わからなくなっていたってあなたが悪いわけじゃない。
でもね、
今あなたがイライラや不満を感じる時があるなら
「感じられる自分」がいることをまず理解してほしいです😊
ちゃんとあなたの感情は機能している証拠だから、ワクワクを感じられるあなたも確実に存在してますよ〜。
でも、いきなり「ワクワク」を求めてもハードル高すぎ!ってことで、「私には何もないな」の自己嫌悪や「あの人は楽しそうでいいな〜」の嫉妬に流れちゃったりします。
まずやってみてほしいのは、
不快を減らすこと。
何から減らすの?と漠然と考えてもわからんので、今このメールを読み終わった瞬間から「嫌だ」と思うものは選ばないようにするのがオススメです。
子供が残したものはそのまま「ありがとうさよなら」をして、自分は食べたいものを食べたい量食べる。
買ったばかりだけど着心地が悪かったり、顔映りが微妙だったりでいまいち気分が上がらない服、もう着ないことを自分に許す!(寄付やメルカリへGO)などなど。
これは分単位、秒単位の選択。「好きはどこ?」なんて考える間もないほど忙しいですよー!笑
真剣に自分の不快を取りのぞいていくにつれ、気力が少しずつ満ちてきます。
そうなったときに、気が向いたらあれこれ買ってみたり、やってみたりして探したらいいんじゃないかなぁと。
「好き」「ワクワク」は気付いたら湧いちゃってるものなのでね。躍起にならんでよしですよ😊
あ、でも正解探しは厳禁!🤞
人生迷子に足を突っ込んでしまいますから。
やってみて「好き…かも?」「いまいち」などのグレーゾーンを、ぜひぜひ気楽に味わいましょう。
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