まいにち時間に余裕がない
でも本当に忙しいかは疑わしい…
と頭のどこかではわかっているような…モヤモヤ…。
「時間を主体的に使いたい」
多くの人がもつ永遠のテーマですよね。
前に、時間を巧みに使い
あらゆることをすべて消化できる
万能な私がいるというのは幻想ですよ、という記事をかきました。
でも、セカセカ焦っていないのに、自分のしたいことを着々としている人っていますよね。
あなたがそうなれたら、どんな毎日になりそうですか?
子供へのイライラが今より減りそう?
趣味の時間や、積読してる本を読む時間が増えそう?
粉末インスタントだったコーヒーを、ゆっくりドリップしちゃったりなんかして。
新しいことを勉強したりもできそうですよね。
こう並べると“ニセ忙しい”からの脱却は、人生に与えるインパクトが大きいです。
結論からお伝えすると
“ニセ忙しい”をやっつける一番の方法は、
ズバリ
ながら時間をなくすこと
です。
「精神的余裕」が時間感覚を左右する
どういうことかというと、
時間感覚を左右しているのは時間そのものより、精神的余裕だから。
時間に対する精神的余裕がないと、時間を使う能力が低下するという研究結果があります。
例えば、高校3年生になったばかりの子が
「うわ〜あと1年しかない!
どうしよどうしよ!」
と焦っていたとしたら
時間を無駄なく使えるどころか、
実際はあと1年あるにも関わらず、時間を冷静に使えず勉強効率が下がってしまうんですね。
つまり時間だけでなく、精神的な余裕を手にいれることが重要なんです。
「いや、そうはいっても実際忙しいんだよー!」と思うじゃないですか。
でも、ある調査では
自分が思っている稼働時間と、
実際の時間にはかなりズレがある
ということがわかっているんです。
ワーカホリックみたいな人でも、実はのんびりしてたり、集中がきれて手が止まっていたり、スマホ見てたりする時間があるということなんですね。
つまり、思い込みだけの”ニセ忙しい”にハマっているということ😅
だから、あなたが悪いってことでは全然なくて!
精神的余裕を失わせてしまって、さらに時間をムダにするという悪循環になっていることが問題です。
自分が毎日の舵をとっている感覚がなくなるし、終わらせられるはずのことが終わらせられず無駄な自分責めが起きる。
実際に、ムダにしている時間を意図的に使えたら、やりたいことは今以上には絶対にできる。
そのままだなんて切ない…!
まず、自分が思ってるほどには、自分は忙しくないと気づくことから。
余白時間が時間汚染をなおす一歩
こういった時間感覚にズレがある状態を時間汚染と言います。
先ほども言ったように、“ニセ忙しい”時間汚染をまねく一番の原因は、ながら作業です。いわゆるマルチタスク。
実際の生産性も低くなることがわかっています。
そうはいってもいきなり1日中シングルタスク!今に集中!はハードルが高すぎますよね😅
なので、最初の一歩おすすめするのは
「余白の時間」をあえて作ること
お金を毎回きっちり使いきる人を、お金に余裕あるなーとは思わないですよね?笑
余らせられる人の方がすごー!ってなるじゃないですか。
だから、使い道の決まってない時間枠をあえて作るんです。
もう何してもOK!
「あーやることいっぱいあるのに、なんでスマホ見ちゃったんだ」とか思わず、無駄にしていい。
ホッとしなきゃ、有意義に過ごさなきゃ、リラックスしなきゃも課さないのがむしろ義務!笑
脳のマルチタスクが一番、時間感覚を蝕みます。
シングルタスクに移行していくためにも、まずは「目的なき余白」の確保を。
ぜひウズウズ気持ち悪い時間を
最初は不安になったりもすると思いますし、そんな時間ない!って思うかもしれません。
でも、それこそが時間汚染が起こっている証拠。
なので、めちゃくちゃウズウズしながら気持ち悪い時間を過ごしてみてください。笑
5分、いや3分でも大丈夫。
時間ボケをなおすために必要な処置だと思って、過ごしてみてくださいね。
毎日同じタイミングで確保できるとなおよしです。
忙しいと思ってたのに、10分自分から積極的にただボーっとしても、1日にそんなに影響ないよな…ってじわじわ気づいてくるはず。
“ニセ忙しい”から徐々に目覚めてきたら、「するべき」じゃなくあなたが本当に「やりたい」ことをする時間を増やしていってくださいね。
私も前より自分時間が増えたのに
何も困っていないし生産性も落ちていません😊
ぜひぜひ「目的なき余白時間」をお試しくださいませ。
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