あなたから見て、
「いろんなことができてすごいな」
「イキイキしてるなー」
「私にはとてもできないや」
といった感じで、
輝いて見える人っていませんか?
私はいます。
同じ子育て中で忙しそうなのに
何でそんなにたくさん発信できるの?
とか、
すごく自信をもって暮らしているように見える
とか。
ほえ〜羨ましいな…と。
そんな時、あなたはその輝いてる人を
成功を重ねてきた人
とイメージして見てはいないでしょうか?
自分とは別世界というか
備わってる才能からして違うみたいな。
でも、実はそうではなく
違いは、
失敗や寄り道を
当たり前と受け入れている
それだけなんです。
完璧主義と最善主義
ポジティブ心理学でハーバード大学の
人気No.1講師となったタル・ベン・シャハーが提唱した概念で、
完璧主義と最善主義
があります。
彼は、
最善主義とは『完璧主義からその神経質的なネガティブ要素を取り除いた、
より健全なかたちの完璧主義』だ
と言っているんです。
どういうことかというと、
完璧主義とはその名の通りで
すべてが整うように求めてしまう考え方ですね。
心配事は先回りでどうにかしたい
ミスのないようにしたい
気にしいさんには馴染み深い人が多いんじゃないでしょうか。
つまり、完璧主義者は
ゴールとして目指してるものがあったとして、
それまでに起こるイヤだなという不快な気持ちや、
上手くできなかったという結果は
すべて障害物と捉えているところがあります。
一方、最善主義者は
失敗も寄り道もありき
それが当たり前という前提で、
その時の条件下で
最も望ましいものを選び進みます。
誰だってより完璧に
理想の形に近い方がいいに決まってますよね。
そりゃあそう!
でも、現実はそうではないということです。
スーパーウーマンは幻想
例えば、初めて自転車に乗る時
またがった瞬間にスィーっと上手に乗ることができますか?
バイオリンを初めて持たされて
いきなり美しいメロディを奏でられますか?
いやいや、無理でしょって思いますよね。笑
自転車もバイオリンも
たくさん練習したんだろうなぁと容易に想像できます。
なのに!
そういった実際に腕や体全体を使うもの以外は、
上手くいってる人を見て漠然と
「才能だな〜」「私とは別次元の人だな〜」
って思っちゃうんですよね。
さっきも言ったようにそんなこと現実ではないことなのに。笑
輝いて見える人との違いは才能ではなく
現実を受け入れている
ただそれだけのことなんです。
だらしない時もある
飽きる時もある
先延ばししたくなる時もある
それを当たり前と見越して
やってみる進んでみる。
ということは、
完璧になる必要なんて1mmもない。
(だって無理だから 笑)
スーパーウーマンにならなくていい。
壁にぶつかりまくっていい。
「でもそこからやれる」と理解するだけ。
何度でもダメな自分を受け入れて
「でもそこから」
私も結局いま
「でもそこから何度でも」を
伝えていきたいんだなと思います。
だって、完璧じゃなきゃダメなら
もう私アウトです…。笑
- 失敗を受け入れる
- イヤな感情を受け入れる
- 現実を受け入れる
そう思うと全部がプロセスで
「失敗」はないということですね。
私も日々いろいろ挑戦中です。
だら〜っとしたり飽きたり
いじけたり、ものをナナメに見ちゃうこともありながら。
「でもそこから」を
「何度でも」
完璧主義より最善主義へ。
一緒にコツコツじりじり進んでいきましょう。
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