人目があるところだと、
「こう言ったらどう思われるかな?」
「私がやってること変じゃないかな?」
など、周りからどう見られているかがすごく気になり、毎度ぐったりと疲れてしまう…なんてことはありませんか?
嫌われないように、うまくやれるようにと努めているはずなのに、たいして実を結ぶということもなくてしんどくなってしまいますよね。
そんな方に向けて、今回は【今すぐ簡単にできる*人の目が気にならなくなる3つのコツ】をご紹介します。
人前で少しずつ自分を押さえつけることなく振る舞えるようになると、ガチガチに緊張していた心が今よりもほぐれて楽になっていきますよ^^
はじめに、心に留めておいてほしい「前提」、次に「人の目が気にならなくなる3つのコツ」をお伝えしますので、ぜひ読んでみてくださいね。
人の目が気になるのはおかしいことではない
まず知っておいてほしい大前提として、【人の目を気にする】ということは本能によるものであなたが悪いわけではないということです。
狩をしていたほど大昔、まわりの人間から見放されるということは食いっぱぐれる。つまり、死に直結してしまうのであってはならないことだったんですね。
その危機回避能力が、脳の古いところにプログラムされているんです。
だから、人の目を気にしてしまうあなたは人間として当たり前の反応をしているだけで、何もおかしくありません。
とはいっても、当たり前に現代では状況が変わっていますよね^^
どうしても他人の目が気になる自分は受け入れつつ、過剰に作動してしまっている危機管理能力をおさえるような心持ちで、次からご紹介する3つのことを気楽に取り組んでみてください。
今すぐできる!人の目が気にならなくなる3つの方法
それでは、人の目が気にならなくなるために今すぐ簡単にできる
3つの方法をご紹介していきます。
それぞれ一見「人の目が気にならなくなる」ことに関係なさそうですが、じわじわと確実に効いてきます。できるものから取り入れてくださいね^^
「すみません」を「ありがとう」に変換する
人の目が気になるというのは、自分の中の劣等感や、自己肯定感の低さが大きく関わっています。
そして、ふだん何気なく使っている言葉もその人自信を形づくるひとつの要素。言霊って昔から言われてますよね。
知らず知らずのうちに自分が望まない方へ後押ししてしまっていたとしたら、もったいなさすぎます。
そこで意識したいのが「ありがとう」という言葉。
この言葉のいいところは、自分を下げずそのままで、相手をあげるという点。
例えば、
- すれ違い様、道をあけてもらった時
- 外食先で子供用の椅子やカトラリーを頼んでもってきてもらった時
- ご近所さんに何かいただいたりしてもらった時
私もついつい「すみません」と使ってしまってましたが、「ありがとう」に変えると何ら困ったことは起こらないどころか、お互いにいい気持ちになりますよ。
たった一つ言葉を変えるだけでも、着実に劣等感はやわらいでいきます^^
全ての人に好かれる事は、不可能であることを心に留めておく
誰だって人に嫌われることは、できるだけ避けたいですよね。
ですが、誰からも好かれる人はこの世にはいません。
少人数であっても、例えば
- お店を出ずにコーヒーとデザートを頼みたい人
- 長居できそうな別の場所へ移動したい人
- ランチのおしゃべりで満足して解散したい人
といったように違いが出てくることはよくあることです。
このような数人のシチュエーションでも、意見は様々。
「あの人は自分を優先するから嫌い」というパターンもあれば、「自己主張しなさすぎてから苦手」というパターンもあるのです。
私も人に嫌われたくないと思うあまり、八方美人になってしまっていた頃がありました。そんな私にイライラしていた人もきっといたと思います。
結局のところ、全員に合わせるのは不可能。
それどころか他人軸に合わせていると自分の気持ちまでわからなくなってしまいます。
私たちにできることは自分の心の声をていねいに聞いて【言う】【動く】【決める】をしていくことだけ。
いきなりは無理でも
「現実的に全員から好かれるのは無理。私は私の心を大事にする」
ということを、心に留めておきましょう。
自分に集中する
気にしない人になりたいなりたい…!と思っていても、そんなに簡単にできたら苦労はしないですよね^^;
だから、ここは視点を変えて【他人の目は気になっていていいから、自分への興味を増やしていくこと】を心がけてみてください。
そもそも過剰に他人の目を気にしてしまうというのは、自分軸がはっきりしていないことも大きな理由になります。
だから、他人軸をすべての基準にしがちで、さらに自分軸がなくなってしまうという悪循環に。
いきなり大勢の人がいるところ自分優先の思考は難しいので、まずは他人が関わらない場面から自分に集中していきます。
- 日常の小さな選択は自分の、より心地よい方を選ぶ
- 本当に私はそう思ってるかな?と確かめる
例えば、ドラッグストアで歯ブラシを選ぶ時。お昼ごはんを決める時。
迷って時間がかかることがあるかもしれませんが、一人の時は気にしなくていいですからね。自分の気持ちがより心地よい方を選ぶクセづけです^^
あとは、子供に注意した時、夫に話す時、「本当に私はそう思ってる?」と自分の心に聞いてみてください。
「本当はさみしかっただけのに、私の気持ちを汲んでほしくて意地悪な言い方しちゃったな」など、自分の心が拾いやすくなっていきます。
他人の目がまったく気にならなくなるとは言えませんが、自分へ矢印を向ける訓練で、人の目を気にする割合は確実に減ってくるんですね。
自分のやりたいこと、好きなもの、選択基準の傾向がつかめると、自分の言動や行動にも
ブレない軸ができてきます。
すると、人前でも自分の心と振る舞い方のちぐはぐがなくなってきますよ^^
おわりに
最初でもふれましたが、【人の目を気にする】こと自体は、何も悪いことではありません。
むしろ、まわりを気にすることができるあなたの細やかさが、助けになっている場面もたくさんあると思います。
そんなあなたがもう少し奔放にふるまってもたかがしれてます。心配いりません^^
まずは一歩ずつでもいいので、何気ない日常の中で感じる自分の気持ちに注意を向けて、幸せ度あげていってくださいね。
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